Djangoで必ず使用するファイルと言えば?、、、manage.pyですよね。これが使えないと話にならないと思います。ではこのファイルを使ったコマンドはいくつ言えますか?、、、makemigrations, migrate, runserverもセットで覚えると思いますが、私だけでしょうか、他は使わないからすぐ忘れてしまうんですよ。山手線ゲームやったら確実に4・5人目で切れますね。そこで今回はコマンドおよびコマンドラインユーティリティの種類・使い方についてまとめました。
コマンドラインユーティリティはDjangoプロジェクトを実行するために必要なものです。以下の通り3種類あります。いずれも同じ役割を果たしますが、一番はじめにプロジェクトを作る際にはdjango-adminを使用します。
django-admin:python3 manage.py:python3 -m django:manage.pyに共に使用することができます。ここから上記のコマンドユーティリティを使用した頻出コマンドをまとめます。
$ django-admin startproject:$ django-admin startapp:$ python3 manage.py collectstatic:settings.pyでは、STATIC_ROOT, STATIC_URL, STATICFILES_DIRS, STATICFILES_STORAGE等を別途設定する。$ python3 manage.py changepassword [username]:$ python3 manage.py createsuperuser:$ python3 manage.py dumpdata:$ python3 manage.py help ([command name]):$ python3 manage.py loaddata:loaddata以降にsample.jsonという形式で指定可能。$ python3 manage.py makemigrations:models.pyで定義した内容をデータベースに反映させるための、マイグレーションファイルを作成するためのコマンド。$ python3 manage.py migrate:makemigrationsで作成したマイグレーションファイルを適用するためのコマンド。$ python3 manage.py runserver:$ python3 manage.py showmigrations:$ python3 manage.py test:startapp実行時に自動で作成されるtest.py内に記述する。$ python3 manage.py testserver:このようにコマンドはたーくさんあるんですが、他にもまだまだたくさんあります。実際にhelpを使ってみると、現在インストールされているライブラリに応じて、カテゴリごとに利用可能なコマンドが確認できるので見てみましょう。
現在"django-cloudinary-storage"というパッケージが入っているので、[cloudinary_storage]で利用可能なコマンドが表示されていることが分かりますね。
では次に、helpの後にコマンドを追加してみます。上でも記載しましたが、help [command name]とすることで、各コマンドで利用可能なオプションを簡単に説明してくれます。ここではcreatesuperuserを入力してみます。
すると8行目以降に利用可能なオプションが表示されます。
とりあえず"help"を使おうということだけ言っておきます。
よろしければこちらの記事も参考にしてみてください。
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